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モノクロネガフィルムの写真を取り込んで調整してみよう(「Nikon SP」による東京の作例付き) [スタッフRの「撮影に行こう」]

こんにちは、スタッフRです。
前回の記事から、少し間が空いてしまいました。
今回は、前回の記事で使ったモノクロフィルム*1について、どのような調整をしたかを書いていきたいと思います。
以前の記事「ネガフィルムをデジタル化してみませんか?」にてカラーネガフィルム*2のデジタル化を説明しています。
フィルムの「取り込み(=デジタル化)」についてはほぼ同じ手順となりますので、こちらの記事を参照していただければと思います。

160530-01-mono.jpg

目次


  1. これまでの記事について
  2. ネガフィルムの取り込み・デジタル化について
  3. RAW現像によるモノクロネガの調整方法について
  4. 作例(使用フィルム:Fujifilm NEOPAN 100 ACROS)
  5. まとめ


1. これまでの記事について


ニコンのレンジファインダーカメラ*3「Nikon SP」を使い、何回かに分けて『スタッフRの「撮影に行こう」』にて記事を掲載しています。
見ていない方や、「一か月以上も空いて覚えてない!」という方はこちらもご覧ください。

ニコンのレンジファインダー機「Nikon SP」片手に東京さんぽ
「Nikon SP」の紹介とカラーネガフィルム「Fujifilm 業務用 100」によるスナップ*4作例です。
ニコンのレンジファインダー機「Nikon SP」にモノクロフィルムを入れて川越に行ってきた
モノクロネガフィルム「Fujifilm NEOPAN 100 ACROS」によるスナップ作例です。

また、フィルムカメラ*5で撮影したネガフィルムの取り込みについて、以前に記事を掲載しています。
ネガフィルムをデジタル化してみませんか?
「一眼カメラ*6」に「スライド*7コピーアダプター」と「ベローズ*8ユニット」という装置を使って、ネガフィルムを「RAWデータ*9」で取り込んで調整する方法について説明しています。

これ以外にも、何回かフィルムを使った作例や機材紹介があります。
こちらの「フィルムカメラ」タグにて追えるようになっていますので、興味があればご覧ください。

「フィルムカメラは敷居が高い」と思っている方も、ぜひ気軽に使って楽しんでいただければと思います。


2. ネガフィルムの取り込み・デジタル化について


デジタル化するだけなら「フィルムのプリントをスキャナで取り込む」のが一番簡単ですが、ネガフィルムにはこれ以上の情報が含まれています。
RAW現像*10をされている方であれば、「ネガフィルム」=「RAWデータ」、「プリント」=「JPEG画像」と考えるとわかりやすいかもしれません。
ですので、ここはやはりRAWデータで取り込んでおきたいところ。
取り込み方については、こちらの記事「ネガフィルムをデジタル化してみませんか?」の「2. RAWモードでの撮影によるデジタル化」をご覧ください。

ネガフィルムは一般的にラチチュード*11が広く、写真屋さんやDPE店等でプリントするときに補正されてプリントされます。
現像やプリントをするときに補正をどうするか指定することもできますが、何も指定が無ければお店の人任せもしくは機械による自動補正となります。
例えば、逆光*12で人物を撮ると、普通は人物をちょうどいい明るさにして、背景や空が真っ白でプリントされることが多いと思います。
ところが、実際には背景や空の色がしっかりと残っていることも多いです。
情報量の多いRAWで記録することで、写真屋さんの「補正してプリントへ焼き付ける」作業をRAW現像によってシミュレートすることができます。
RAW現像はデジタルの非破壊処理なので、いくらでもやり直しが効くのもお手軽で便利なところですね。

次項より、デジタルカメラ*13でRAWデータとして記録したモノクロネガ画像を取り込んだ後、SILKYPIXで調整する場合の簡単な手順を説明します。
ここではRAW現像ソフトとしてSILKYPIXを使用していますが、トーンカーブ*14の調整可能な画像編集ソフトであれば同様の処理が可能です。


3. RAW現像によるモノクロネガの調整方法について


3.1 「グレーバランスツール」でホワイトバランス*15を決定


カラーネガフィルムの取り込みでは、フィルムベース*16(多くはオレンジ色をしているため、オレンジベースとも呼ばれます)の色を除去する必要がありました。
(「ネガフィルムをデジタル化してみませんか?」の「3. RAW現像でネガ反転とレベル補正」を参照してください)
モノクロフィルムの場合、フィルムベースはグレーであることがほとんどですので、オレンジベースの色を除去する必要はありません。
そのため、ホワイトバランスは光源*17に合わせて、フィルムの色を正しく白黒にします。
「グレーバランスツール」を使用する場合、フィルム全体がモノクロのためどこを指定しても大丈夫です。
もちろん、撮影時にホワイトバランスを合わせていれば省略可能です。

カラーネガフィルムと同じC-41現像*18処理を行うものなど、一部のモノクロフィルムはベース色がグレーではないものもあります。
ベース色を除去したほうがいい場合もありますので、必要に応じて適宜使い分けてみてください。

3.2 「カラー」によるモノクロ化


取り込んだ画像はカラー画像ですので、まずはモノクロ画像にします。
SILKYPIXをお使いの場合は「カラー」のテイスト「モノクロ」もしくは「モノクロ2」を選択します。
あるいは、「カラー」の「彩度*19」をゼロにします。
160722-01-negmono.jpg

元がモノクロの画像のため、どの方法でも大差ない結果になるはずです。
この時点までは、モノクロのネガデータのままです。

3.3 「トーンカーブ」によりネガ反転


以前の記事で使用した、こちらのテイスト「ネガ反転」が使用できます。
ZIPにて圧縮していますので、ダウンロード後展開し、SILKYPIXにインポートしてください。
詳しくはこちら(SILKYPIX「創像」テイストの使用方法)を参考にしてください。
(上記テイストはSILKYPIX DSP7 / DSP6 / DS7 / DS6にてご使用いただけます)
写真 トーンカーブ
ネガ反転前 160722-01-negmono.jpg 160722-02-negtone.jpg
ネガ反転後
(ポジ)
160722-03-posmono.jpg 160722-04-postone.jpg


余談ですが、カラーネガフィルムの取り込み結果をお持ちの方は、レベル補正*20前のヒストグラムを見比べてみてください。
カラーネガフィルムに比べフィルムの発色層の数が少ない分、モノクロネガフィルムのほうが多くの情報(階調*21)を持っていることが分かるかと思います。
この情報量の多さ、階調性の豊かさが、モノクロネガフィルムが今も人気がある理由の一つです。


3.4 「トーンカーブ」のRGBチャンネルを「レベル補正」


取り込んだままではネガフィルムの広いラチチュードがそのまま反映されて、コントラスト*22の低い、いわゆる「眠い」画像となっています。
まずはRGBチャンネルの「レベル補正」によりコントラストを調整します。
目安としては、「ハイライト*23として飛ばしたいところ」「シャドウ*24として落としたいところ」を意識すると調整しやすいと思います。
(カラーネガフィルムではRGBの発色層が別々となっているため、チャンネル毎に「レベル補正」を行いました)
ただし、ネガ反転後の調整となるため、「ハイライト」「シャドウ」は左右反転した状態となっています。
写真 トーンカーブ
レベル補正前
(ネガ反転直後)
160722-03-posmono.jpg 160722-04-postone.jpg
レベル補正後 160722-05-level.jpg 160722-06-leveltone.jpg


後は好みに応じて、各種調整を行います。

3.5 「トーンカーブ」によるコントラスト調整


トーンカーブにより、コントラストを調整します。
トーンカーブの調整では、「S字カーブ」を描くと「明るいところをより明るく」「暗いところをより暗く」することになり、「コントラストが高く」なります。
逆に、「逆S字カーブ」を描くと「明るいところを暗く」「暗いところを明るく」することになり、「コントラストが低く」なります。
ただし、ネガ反転後の調整となるため、左右反転した状態でトーンカーブを描く必要があることに注意しましょう。
撮影時の露光*25時間や現像時の現像時間でコントラストは変わってきますので、面倒でも一枚ずつ調整する必要があります。
レベル補正と同じく、写真全体の「ハイライト」と「シャドウ」、そして「中間調*26」を自分のイメージに合わせて調整していきます。

今回の写真では、西日の強い中で撮影したものであるため、ハイコントラストにしたいと考えて調整しました。
この写真は、ここまで調整した時点で完成です。
調整後の大きいサイズのものを載せておきました。
写真 トーンカーブ
トーン調整前
(レベル補正直後)
160722-05-level.jpg 160722-06-leveltone.jpg
トーン調整後 160722-07-cond.jpg 160722-08-condtone.jpg


3.6 「トーンカーブ」による「調色」


モノクロ写真について話をしたとき「セピア写真と何が違うの?」と聞かれたことがあります。
セピア写真とは、本来「古くなって褐色に経年劣化したモノクロ写真」のことを指します。
見た目のレトロ感やノスタルジックさのある風合いが人気で、一時期は専用フィルムが出ていたこともありますね。
現在でも、画像編集で意図的に処理することも多いです。
このような「モノクロ写真に色を加える」ことを「調色」といいます。
調色はデジタルになってから生まれたものではなく、モノクロ写真のプリントにおいてもベースの紙の色や調色剤によって行われます。
セピアのような茶色系の調色を「温黒調」、ブルー系の調色を「冷黒調」といいます。
また、このような「黒1色」に「更にもう1色」で調整することを「ダブルトーン」といいます。

トーンカーブでは、RチャンネルとBチャンネルを個別に調整することで、セピア調にしたりブルー調にしたりといった調色が可能です。
こちらもネガ反転後の調整となるため、(通常とは逆に)「Rチャンネルを下げ」「Bチャンネルを上げ」ることでセピア調となります。
逆に「Rチャンネルを上げ」「Bチャンネルを下げ」ることでブルー調となります。
通常の(ネガ反転処理をしていない)モノクロ写真であれば、「Rチャンネルを下げ」「Bチャンネルを上げ」ることでブルー調に、「Rチャンネルを上げ」「Bチャンネルを下げ」ることでセピア調になります。
今回はわかりやすくするため、ちょっと強めに調色を掛けてみました。
写真 トーンカーブ
調色無し
(モノクロ)
160722-07-cond.jpg 160722-08-condtone.jpg
セピア調色 160722-09-sepia.jpg 160722-10-sepiatone.jpg
ブルー調色 160722-11-blue.jpg 160722-12-bluetone.jpg


今回調整に使用した路地の写真では、セピア調の方が温かみがあっていいですね。
もちろん、赤や緑といった、これ以外の色に調色することもできます。


4. 作例(使用フィルム:Fujifilm NEOPAN 100 ACROS)


実は筆者は24枚撮りフィルムを使うことが多く、普段の撮影では「24枚」という制限が癖になっています。
36枚撮りの「Fujifilm NEOPAN 100 ACROS」を使って前回の作例を撮ったら、見事に10枚ほど余ってしまいました。
というわけで、せっかくなので残り枚数で東京駅付近をスナップ撮影してきました。
今回は調色も含めて調整してみました。
全てフィルターなしでの撮影結果を掲載しています。
また、デジタル化した写真のRAW現像は「SILKYPIX Developer Studio Pro 7」にて行っています。
画像中に取り込み時のゴミが見られますが、ご了承ください。

まずはセピア調に調色した写真から。

160722-13-tokyo-s.jpg

東京駅を縦位置で。
レトロな外観の建物には、やはりセピア調でレトロ感を強調するのに向いていますね。

160722-14-tokyo-s.jpg

雑踏を、セピア調にしてみました。
どこか懐かしさや、優しさが漂うのが不思議なところです。

一方、逆にブルー調にしてみたのがこちらの写真。

160722-15-tokyo-b.jpg

ビルの合間を切り取ってみました。
無機質な構造物のシャープさや冷たさを感じさせるのに向いていますね。

160722-16-tokyo-b.jpg

午後の日差しを浴びた、ビルの側面。
寂しさや物悲しさを感じさせるブルー調と、温かみのあるセピア調とで悩みました。


5. まとめ


さて、今回はモノクロ写真の取り込みとデジタル化、そして調整方法の一例として「調色」をご紹介しました。
単純にグレーだけと思われるモノクロ写真ですが、ひと手間「調色」を加えることで雰囲気を変えることができます。
一言に「モノクロ写真」といっても、なかなか奥が深いですね。
みなさんも、ぜひ色々な雰囲気の作品として仕上げてみてください。



*1 モノクロフィルムとは、白黒写真の写真フィルムのことをいいます。カラーフィルムと異なり銀粒子が写真を形成するため、独特の粒子感があります。
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*2 ネガフィルムとは写真フィルムの一つであり、明暗や色が反転した状態で記録されるフィルムのことです。写真フィルムとしては最も身近で、印画紙へのプリント時に補正がしやすいという特徴があります。
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*3 レンジファインダーカメラとは、撮影用レンズとは別に光学式距離計を搭載したカメラのことです。
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*4 スナップとは、日常の風景、人物の飾らない様子や素振りなど、気になったものや瞬間を素早く撮ることをいいます。
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*5 フィルムカメラとは、被写体像をフィルム(写真フィルム)に露光するカメラです。フィルムの感光剤に銀化合物(銀塩)を用いることから銀塩カメラともいいます。
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*6 一眼カメラとは、レンズ交換が可能なカメラ全般を指します。実際の撮影イメージを光学ファインダーで確認することができる一眼レフカメラと、液晶画面によって確認することができるミラーレスカメラがあります。
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*7 スライドとは、映写機を用いてフィルムを拡大投影すること、または投影に用いるマウントに収めた状態のポジフィルムのことです。
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*8 ベローズとは、蛇腹のことで、紙や布等で山折りと谷折りを繰り返した構造のことをいいます。カメラではピント調整機構として使用され、調整範囲を大きくすることが容易なため接写装置として用いられます。
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*9 RAWデータとは、デジタルカメラにおいてイメージセンサが捉えた光の情報をそのまま記録したデータのことです。
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*10 RAW現像とは、デジタルカメラのセンサから出力された未加工のデータ(RAWデータ)をJPEGやTIFFなどの汎用画像ファイルに変換する処理のことをいいます。RAWデータはJPEG画像よりもデータ量が多いため、RAW現像では高画質な写真編集を行うことができます。
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*11 ラチチュードとは、フィルムが記録可能な露出の範囲のことをいいます。
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*12 レンズが光源を向いている状態を逆光といいます。逆光では光と影の明暗差が大きくなるためコントラストが高く、光を印象的に写すことができます。また、レンズフレアが出てぼんやりと写ることもあります。
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*13 デジタルカメラとは、撮像素子で撮影した画像をデジタルデータとして記録するカメラのことです。
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*14 トーンカーブとは、画像の諧調を補正するツールのことです。グラフの横軸が補正前の画像のデータ、縦軸が補正後の画像のデータとなっており、明るさの補正やコントラストの調整などを細かく行うことができます。
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*15 ホワイトバランスとは、光源の影響を打ち消したり、強調したりするために色味を変更する機能です。ホワイトバランスを調整することで、「自然な色」の再現のほか、作品としての「色作り」を行うことができます。
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*16 フィルムベースとは、写真用フィルムのベースとなる材料のことです。
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*17 光源とは、被写体を照らす光のことです。太陽光等の天然光源の他、蛍光灯や電球等の人工光源を総称していいます。
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*18 C-41現像とは、カラーネガフィルムの現像に用いられる標準的な方法です。
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*19 彩度とは、色の三属性の一つで、鮮やかさを表します。無彩色では0で、純色で最大となります。
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*20 レベル補正とは、黒として補正する輝度値と、白として補正する輝度値を指定する補正のことです。
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*21 階調とは、濃淡の段階数のことです。
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*22 コントラストとは、最も暗い部分と最も明るい部分の輝度の差のことです。コントラストが高いとはっきりとした印象になります。
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*23 ハイライトとは、写真の中で明るい部分や白い部分のことをいいます。
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*24 シャドウとは、写真の中で暗い部分や黒い部分のことをいいます。
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*25 露光とは、露出ともいい、フィルムにレンズを通した光を当てることをいいます。
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*26 中間調とは、写真の中で中間の輝度の部分のことをいいます。
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今日のアメリカンチェリー ~スタッフTMの場合~ [企画 今日の○○]

皆さん、こんにちは ( ^ ^ )/
スタッフ TM です。

今回、「アメリカンチェリー」を素材にし、
「 SILKYPIX Developer Studio Pro 7 」で
RAW 現像を行ってみました (o^∇^o)ノ
「アメリカンチェリー」は呼び名が長いので、
あだ名をつけて、「アメチェ」とでも呼ぶことにします。

素材に用いた画像はこちらです↓
160722-american-cherry-0.jpg

この写真は PENTAX K-50 というカメラを用いて
撮影しました。
太陽光に近い性質の光を放つライトで被写体を
照らしているんですね( ̄ー+ ̄)キラーン
撮影時のホワイトバランスの設定はオートにしています。

私の率直な感想を申し上げますと、
アメチェの色が不自然で、でしゃばりすぎていて、
見ていて目が痛くなります (。_+)
作り物のようです......。

まあ、ここまでダメ出ししましたが、
撮影したのは私です。
ここは責任をもって、先ほどの画像に、
「落ち着き」と「現実味」を与えてみようと思います。

まず、写真全体の雰囲気に落ち着きを与える
ところから始めてみましょう。

露出を小さくし、全体的に明るさを控えめにした後、
色温度を小さくします。
すると、次のような見た目になります。
160722-american-cherry-1.jpg

色温度の調整のおかげで、
写真全体に赤みが感じられなくなりました。
白色のライトの元で撮影したように見えますね。

露出や色温度の調整は、
写真全体の雰囲気を決める重要なファクターになります。

さて、次にアメチェに注目してみましょう。
相変わらず色がでしゃばっていますね、ハイッ(*`▽´*)
アメチェのような、もともと色が鮮やかな被写体を
強い光のもとで撮影すると、往往にして
このようにでしゃばります。
写真用語で、「色飽和を起こしている」と
言い表されます。

では、彩度を小さくしてみます。
160722-american-cherry-2.jpg

どうでしょうか?
もし私がこの「アメチェ」を食べてみなさいと
言われれば、喜んで食べます (^~^)
それくらい「果物っぽさ」が出てきたのではないでしょうか。

最後に、より写真に「Reality (現実味)」が
感じられるよう、シャープさを増してみましょう。
160722-american-cherry-3.jpg

果物の表面の細かな模様まで確認できますね。

皆さん、いかがでしょうか?
皆さんの目にも優しいアメリカンチェリーに仕上げることが
できているのならば、これ以上の喜びはありません。

以上、TM よりお送り致しました〜。
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今日のレモン&ライム ~スタッフKの場合~ [企画 今日の○○]

こんにちは。スタッフKです。

現在、企画の「アメリカンチェリー」が進行中ですが、製品の紹介を兼ねて次回の企画「レモン&ライム」を先行して公開します。

先日、素材であるレモンとライムをいきなり渡され、企画記事をどうしようかなと思っていました。
というのも、7月24日に幕張メッセにて開催される「ワンダーフェスティバル2016[夏]」(以下ワンフェス)への出展に向けての準備が大詰めだったからです。

弊社は昨年に引き続きの出展となりますが、既に弊社サイトにてニュースリリースを出させていただいている通り、
フィギュア愛好家向け写真調整ソフトの第2弾、「RACFiI 2 Powered by SILKYPIX」をワンフェス会場にて先行販売させていただきます。
今回は「色変換ツール」という「RACFiI 2」オリジナルな機能も搭載されております。

出展に向けて私はブース背景の担当となり、A3ノビの印刷をひたすら行っておりました。
貼り合わせを担当していただいた方の作業が先ほどようやく終わりひと段落しましたので、
せっかくなので今回はブース背景をバックに撮ろう、と思って撮影した画像がこちらになります。

k_lemon_before.jpg

全体的に暗くなってしまいました。。。

当然RAWで撮影しましたので、今回は「RACFiI 2」で調整してみます。

完成の記念ですので、全体的に明るく、華やかにしたいなと思いましたので、
露出補正で明るくし、ホワイトバランス、調子、カラーを調整したのがこちらになります。

k_lemon_after.jpg

達成感を感じられる明るく華やかな印象に近づけることができたと思います。

ブース背景の仕上がりも上々ですので、当日ワンフェスへ足を運ぶ際は弊社ブースにて実物を見ていただければ幸いです。
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今日のアメリカンチェリー ~スタッフTの場合~ [企画 今日の○○]

スタッフ T です。
今回の企画はアメリカンチェリーです。

綺麗な玉ボケが写った写真を撮りたくて、望遠マクロレンズを使って撮影してみました。
撮った写真を SILKYPIX Developer Studio Pro7 でデフォルト現像した結果がこちらです。

IMGP0030_before.jpg

全体的に少し青みがかっているのも気になりますが、個人的に気になったのは左上のこのあたりです。

IMGP0030_before_detail.jpg

完全に白飛びしている部分と玉ボケの部分が重なって、少し繋がりが悪く見えています。
ここで、ハイライトコントローラーを使って、該当箇所の繋がりが改善するよう調整してみました。

IMGP0030_hilight.jpg

拡大した結果はこちらです。

IMGP0030_hilight_detail.jpg

ハイライト部分の繋がりは改善したかと思います。
すこし白飛びの外周部分が色づいているように見えるのが気になりますが、ホワイトバランスで色味を調整すると
かなり改善されました。

IMGP0030_after.jpg

SILKYPIX Developer Studio Pro7 では、以前のバージョンよりハイライト処理が改善されたことで
白飛び付近の表現力が上がりました。

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今日のアメリカンチェリー ~スタッフKの場合~ [企画 今日の○○]

こんにちは。スタッフKです。

さて、今回はアメリカンチェリーの入ったガラスボウルを渡されました。

眺めていると寄って撮ってみたいなと思ったので、
今回はマクロ AF が付いている Nikon COOLPIX P340 を使って撮影しました。

P340 はコンデジですがRAWの撮影もできる機種ですので、
当然RAW で撮影し、現像と調整には SILKYPIX Developer Studio Pro 7 を使用しました。

SILKYPIXで開いた撮ってだしの状態がこちらになります。

c_k_org.jpg

茎の形が面白いなと思って撮った一枚です。
ただ、照明の関係なのか、茎の緑や実の赤みがうまく出ていなかったので、まずはホワイトバランスの調整をしました。
そのあとは、調子サブコントロールのパラメータを調整して、背景の黒が締まるようなコントラストとなるように調整しました。

c_k_cont.jpg

最後に、微調整として、シャープの調整を行い、
部分補正で茎の部分の明るさだけを調整して目立つ様にしました。

c_k_dev.jpg

シャープや部分補正は最後の味付けの部分ですが、
ホワイトバランス・コントラストは写真編集の中でも基本の項目なので、調整することで写真の印象が大きく変わりますね。
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今日のアメリカンチェリー ~スタッフFの場合~ [企画 今日の○○]

さて、今回のスタッフFによる企画 今日の○○。

実は撮影に失敗しており、ピントが茎の方にあっています。SILKYPIX Developer Studio Pro 7 でとりあえず、画像をみてどのパラメータに着目したらよいか考えて、色々と失敗していそうなところを補ってみました。

DSC_0433_init.jpg

スタッフFの場合は、
・トリミング
実は紙の上にのせて撮影した結果が丸見えで、しかも縁ぎりぎりのところで撮影していることに後から気づきました。そのためトリミングをして誤魔化します。
・周辺光量
絞りを開放気味で撮影したので、レンズ補正のシェーディングで周囲の光量落ちを補正します。
・ホワイトバランス
なんとなく背景が赤っぽく見えます。背景にグレーバランスツールを使った後、色温度を微調整します。
・シャープネス
ピントの合っていない部分をシャープに見せるため、ナチュラルシャープ強め、ボケ保護強めにかけています。
・トーンカーブ
立体感を強調するため、低輝度部分をS字カーブに調整してコントラストを調整しました。

DSC_0433.jpg

はい。見事に茎が際立ってしまいましたが、質感は上がっているようにも見えます。
最初はピントがあっていると思っていて、じっと見ていると茎に目がいってしまう。そんな写真を撮ってしまいましたが、調整するところが多かった分、今回は撮りやすかったのかもしれませんね。


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今日のアメリカンチェリー ~スタッフShuの場合~ [企画 今日の○○]

こんにちは。スタッフShuです。

今回の企画ではアメリカンチェリーを撮影することになりました。

まずはガラスの器に盛ったままの撮影。
SILKYPIXでホワイトバランスをガラスが白に見えるように調整し、
シックな印象を狙ってみました。

P1030996.jpg

カメラの設定をマクロ撮影モードに変更して、アメリカンチェリーに近寄って撮影しました。

SILKYPIXでコントラストを高めて、
表面に浮いた水滴と枝の切り口がくっきり見えるようにしてみました。

P1030983.jpg

P1030987.jpg
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今日のアメリカンチェリー ~スタッフIの場合~ [企画 今日の○○]

どうも、スタッフ I です。

同じものを皆で撮って写真を調整してみるシリーズ、
今回のお題は 「アメリカンチェリー」!
濃い目の赤色が特徴的な果物です。

今日はたまたまマクロレンズと自前のカメラを持ってきていたので、
近距離で撮影してみることにしました。
下がその写真になります。

AC_Default.jpg

だいぶコントラストが低い、いわゆる眠い絵が撮れてしまいました。

では今回も SILKYPIX Developer Studio Pro 7 を用いて、
写真を調整していきたいと思います。

眠い絵が取れてしまった場合には主に
「調子」のパラメータと「トーンカーブ」を変更することで
明暗がはっきりし、くっきりとした画像に仕上げることが出来ます。
明暗が弱い方が優しい印象の絵になるなどメリットもあります。
しかし、今回はアメリカンチェリーの濃い赤を強調したいので
明暗を強めにしたいと思います。
今回は「トーンカーブ」の「自動レベル補正」機能と「調子」の「テイスト」である
「超硬調」の組み合わせで仕上げます。

「自動レベル補正」は、ものすごくざっくり言いますと
自動でコントラストを調整してくれる機能になります。
「テイスト」とは調整値のプリセットのことで、
用意されたテイストを選択するだけで写真を簡単に調整することができます。
「超硬調」は SILKYPIX Developer Studio Pro 7 にあらかじめ用意されている
「調子」の「テイスト」の一つで、用意されているテイストの中では
一番コントラストを高めることが出来ます。

以下のようにしてパラメータを適用できます。
「自動レベル補正」は他のパラメータの影響により適用時に効果が
変わることがあるため、先に「自動レベル補正」を行い、
後で「超硬調」の適用を行いました。

「自動レベル補正」の適用 「超硬調」の適用
ToneCurve.jpg Tone.jpg


最後に 「カラー」のパラメータである「彩度」の値を少し調整して完成しました。

完成した写真が右、編集前の写真が左になります。
眠かった写真がくっきりして、
赤みが強調されたものになりました!

調整前 調整後
AC_Default.jpg AC_Color.jpg


「自動レベル補正」や「テイスト」といった
自動調整を行うだけでも
かなり印象が変わった写真に仕上げることが出来ます。
皆さんもぜひ試してみてください。

それでは!
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今日のアメリカンチェリー ~スタッフSedの場合~ [企画 今日の○○]

私は球体という形状が、なぜかすごく苦手なので精神的に疲れました。

 SILKYPIX Developer Studio Pro 7 のデジタルシフトを利用し、写真上部を大きく見せ、より山盛りに見えるようにしました。

デジタルシフト前
IMG_old.jpg

デジタルシフト後
IMG.jpg


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