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スナック菓子の容器でレンズフードを作ってみよう [作ってみよう]

こんにちは、スタッフRです。
みなさんは、レンズフード(フード)って使ってますか?
フードには円筒型のもの以外に花型のものもあり、取り付けると、いかにも「カメラ」といった見た目がかっこいいですね。(異論は認めます)
フードは、余計な光をカットし、フレア*1 やゴースト*2 を抑えるほか、不意にレンズをぶつけてしまった時には緩衝材としても働きます。
レンズの保護にはフィルターを付ける手もありますが、基本的にフードを付けておいて損はないので、お持ちであればぜひ付けることをオススメします。
ところが、キットレンズや安価なレンズの場合、フードは別売りであることが多く、専用のものが用意されていないことも多いです。
カメラアクセサリとして汎用品も売られていますが、今回はオリジナルのフードを作ってしまおうと思います。
(※本記事は改造等を推奨するものではなく、このフードを用いて生じた損害等について一切責任は負いません)

1. 用意するもの


150501-01-jaga.jpg
スナック菓子です。今回はカルビーの「じゃがりこ じゃがバター味」を使用。
中身は、早速スタッフがおいしくいただきました。
じゃがいもの風味にマッチした北海道バター使用の濃厚な味わいに加え、サクサクとした独特の食感がクセになりますね。
今回は、この容器を使って、レンズフードを作ろうと思います。
もちろん、付けるレンズに応じて径が変わってきますので、あらかじめスナック菓子の底の径を測っておきましょう。
ちなみに、じゃがりこの容器の底の径は、およそ58mmです。
もちろん、径が合えば、トイレットペーパーやキッチンペーパーの芯でも構いませんが、ある程度の強度があるものを選びましょう。
単焦点の小径望遠レンズなら、円筒で深いナビスコのチップスターもオススメです。
(最近流行の「宙玉」は、チップスターが主流ですね。こちらは67mm径です。)

必要な工具は、ハサミやカッターのほか、接着剤や塗料です。
他にお好みで植毛紙(フェルト・画用紙で代用可)やパーマセルテープ(シュアーテープ)等があると、高級感が出ると思います。

ちなみに、今回のレンズはこちらの「smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED」です。
150501-00-da55-300.jpg
(写真は以前のものを流用。レンズについての紹介はこちらの記事を参照してください)
キットの望遠ズームレンズのため、購入時にフードは付属していません。
純正のレンズフード「PH-RBI58」は筒状ですが、今回はこれよりも効果的な花型フードにしたいと思います。
花型フードの場合、正しい向きに取り付けないとケラレ*3 てしまい逆効果です。
今回は、たまたま壊れたクロスフィルターの枠が転がっていました。
クロスフィルターの枠は回転させることができるため、これにフードを取り付けることでフードの向きを回転させることができます。
単純な円筒のフードの場合は、回転方向を特に気にする必要はないため、比較的楽に作ることができると思います。

2. 加工・整形作業


まず、容器の底を切ります。食べ残しがこぼれないように、気を付けましょう。
また、切る前に油分等はできる限り拭き取っておきます。
(スナック菓子の塗装を使わないのであれば、無水アルコールを使っても構いません)
150501-02-jaga.jpg
(わかりにくいですが、底が開いています)
当然ですが、紙製で凹みやすいので、切るときは少しずつ丁寧に切りましょう。
円筒のフードであれば、これだけでも十分ですので、3番へ読み進めてください。

次に、花型に形状を変更します。
150501-03-jaga.jpg
かなり、それらしくなりましたね。
とはいえ、実際にこの形にするのは難しいです。
今回は、「Lenshoods.net」様より公開されているPDFを参考にしました。

3. 外装作業


スナック菓子の容器で作ったフード、このままでも遮光はできそうです。
ですが、内側に油が染みないような加工がされているため銀色で、反射による影響があると思われます。
というわけで、内部を黒く塗装するか、植毛紙(画用紙で代用可)を貼り付けます。
150501-04-jaga.jpg
とりあえず画用紙を両面テープで貼り、内面処理は完了です。
この時点でフードとしての機能は果たせます。
(とはいえ、内部反射を極力抑えたいのであれば、植毛紙やフェルトを使いましょう)
見た目のインパクトを重視するのならば、これはこれでアリかも。
150501-05-jaga.jpg
さすがに私はこの状態で使う勇気はありませんので、外側にも画用紙を貼り付けました。

4. 完成


150501-06-jaga.jpg
ようやく完成です。
クロスフィルターの枠を取り付け、レンズへ固定可能にしています。
花型フードは適切な使用角度がありますので、クロスフィルターの枠により回転して使用します。
このままでは「適切な角度」がわからないため、修正液で指標の白丸を追加。
白丸が真上に来るように回転することで、適切な位置になります。
(上下が対称な形状のため、下側にも同様に白丸を付けました。)
150501-07-jaga.jpg
いかがでしょうか、結構それらしい外見になりました。
(ちょっと径が小さかったかもしれませんね)
今回は簡単にするため、画用紙を貼り付けるだけで終わりにしました。
同じ色で塗装すれば、更に見た目の一体感が増すと思います。
また、気になる方は貼り合わせ箇所の線や縁が気になるかもしれません。
紙製なので水濡れには弱いですが、上からコート用にクリアー系の塗装をしてもいいですね。

5. まとめ


今回はスナック菓子の容器から、オリジナルのレンズフードを作ってみました。
特徴をまとめると、以下のようになります。
  • 長所
    • 安い
    • デザインが自由自在
    • 壊れてもまた作れる
  • 短所
    • 耐久性がない(耐衝撃・耐候性)
    • 凝った形状は困難
    • 作るのにコツがいる

ちなみに、今回掛かった金額は
じゃがりこ じゃがバター味:
149円
画用紙:
108円
クロスフィルターの枠:
0円

合計で 257円でした。
非常に安価に、オリジナルのフードを作ることができますので、みなさんも試してみてはいかがでしょうか。
後ほど、効果についても確認してみようと思います。

*1 強い光源がある場合に、レンズ内面の反射によって生じる光の漏れをレンズフレアあるいは単にフレアといいます。記事に戻る

*2 フレアのうち、特にはっきりと形のあるものをゴーストといいます。記事に戻る

*3 光が遮られ、写真の4隅が暗くなってしまうことを「ケラレ」と言います。使用するレンズの画角に合わないフードの他、厚めのフィルター枠によってもケラレは発生するため、注意しましょう。記事に戻る
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