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K-3IIとDA16-85を持ってD51を撮りに [スタッフRの「撮影に行こう」]

こんにちは、スタッフRです。
今回は、埼玉県所沢市の「小手指公園」まで、蒸気機関車を見に行ってきました。
機材は最新の「PENTAX K-3II」と「HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR」を使いました。
まず、カメラの「PENTAX K-3II」について。
150710-10-k-3ii.jpg
名前の通り「PENTAX K-3」の後継機で、目玉機能はやはり手ブレ補正ユニットを使用した「リアル・レゾリューション・システム」でしょうか。
また、内蔵ストロボが無い代わりにGPSユニットと電子コンパスが搭載されています。
GPSを使ったログの取得やコンパスの表示、手ブレ補正ユニットを簡易赤道儀として使う「アストロトレーサー*1 」の機能を本体のみで使うことができます。
(以前は別売のGPSユニット「O-GPS1」を使う必要がありました)
これら新機能については他のレビューサイトにおまかせするとして、今回は普通に撮ってきました。
普段「PENTAX K-3」を使っている身としては、非常にしっくりする持ちやすさです。

レンズは、「HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR」です。
150710-11-da16-85.jpg
焦点距離*2 が広角*3 側16mmから始まるズームレンズで、広大な風景などの撮影が多いのならオススメの一本。
また、今回は事前調査で被写体までの距離があまり取れないことがわかっていたので、そういった場面にも広角域が広いズームレンズは便利です。
名前に「WR」とある通り、簡易防滴を採用しているため水しぶきや霧などでも安心です。
標準ズームレンズとしては少々大柄で重めですが、その分撮る気力が沸いてくるとでも言いましょうか。

さて、みなさんは蒸気機関車と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。
以前の記事で千葉県の千葉公園の「NUS5」稲岸公園の「NUS7」を紹介しましたが、これらの蒸気機関車はあまり有名ではないですね。
機関車によっては様々な愛称が付けられているものもありますが、やはり有名なのは「デゴイチ」ことD51ではないかと思います。
D51形蒸気機関車は、主に貨物輸送に使われた蒸気機関車で、日本の蒸気機関車では最も多く製造されています。
燃料である石炭と水を「炭水車」と呼ばれる車両に積載する「テンダー機関車」で、大きな車体が特徴です。
ちなみに、前述の「NUS5」「NUS7」は燃料を機関車本体に積載する「タンク機関車」といいます。
(「きかんしゃトーマス」の主人公「トーマス」は、この「タンク機関車」ですね)

そんなD51ですが、製造車両数も多いことから、現在も保存されている車両が多く存在します。
今回の「小手指公園」では、「D51 118号機」が展示されています。
以下、写真は「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」にて現像しました。

150710-01-d51.jpg
「D51 118号機」は川崎車両(現川崎重工業)製で、現役時は北海道で活躍していた車両です。
車両の公開は、午前10時から午後4時まで。水曜日と年末年始はお休みです。
説明が書かれた看板が、機関車と炭水車、貨車を模した形状をしています。

150710-02-d51.jpg
展示場にはホームが設置されており、車両を間近で見学することができます。
一方、展示場内はあまり余裕がなく、車両全体を収めようとすると広角域のレンズが重宝します。
このときは正午の空の明るさに対して、真っ黒な機関車の車体と日陰になったナンバープレートが暗すぎる状態でした。
そのため、SILKYPIXでHDR*4 を弱めに掛け、ナンバープレートが判別できる程度まで暗い部分を持ち上げています。

150710-03-d51.jpg
プレートの重々しさを見ると、蒸気機関車っぽさが感じられますね。
川崎車両の製造銘板と大宮工場での検査表記も記されています。
広角で全体を写す以外にも、鉄道っぽさが伝わるように切り取るのも表現の一つ。
無理に車両全体を入れようとして余白が中途半端になってしまうような場合は、一部分を切り取ることで迫力のある写真に仕上げることもできます。

150710-04-d51.jpg
機関車の内部、助士席より前方を。
機関車の中にも入ることができますので、機関士気分を味わうことができます。

150710-05-d51.jpg
ボイラーのバルブを撮ってみました。
バルブが並んでいる様子を撮るため、あえて絞りをF8まで絞り、感度をISO3200まで上げて撮影しています。
最近の電車に比べると、様々なものがあり、また開口部が少なく暗い運転台です。
こうした工場的な要素を楽しむのも、古い車両の醍醐味の一つですね。

150710-06-d51.jpg
後方から、炭水車側のプレートを。
時間は既に正午を回っていたため、プレートの影が長く伸びました。

150710-07-d51.jpg
最後に正面から一枚。
こちらも明暗差が大きいため、SILKYPIXでHDRを弱めに掛けています。
結構気を使って撮影したつもりでしたが、微妙に斜めに写っていたのでSILKYPIXの回転機能を使い修正しました。
広角ではパースペクティブ*5 が強調されるため、しっかりと水平を取りたいときは注意する必要があります。

D51に限らず、全国各地に蒸気機関車の展示が多くあります。
これからしばらくは夏の暑い日差しが続くことと思いますが、こうした展示車両を見て、往時を偲んでみるのもいいかもしれません。
また、以前の記事のように、雨の中での撮影も違った趣があっていいですよ。

*1 アストロトレーサーにより、天体追尾撮影をすることができます。星などの天体を撮るためには長秒時撮影を行いますが、カメラを固定すると地球の自転により星が線となって写ります。天体追尾撮影は、天体の動きに合わせてカメラを動かすことで星を点として写す撮影法です。通常は赤道儀という装置を使いますが、アストロトレーサーでは手ブレ補正ユニットを動かすことで星の追尾を行います。 記事に戻る

*2 焦点距離とは、レンズの中心点(主点)から焦点までの距離のことです。焦点距離が短いと画角が広く、長いと画角が狭くなります。 記事に戻る

*3 画角が広いことを広角、画角が狭いことを望遠といいます。 記事に戻る

*4 HDRとは、ハイダイナミックレンジの略です。明暗差の大きい(ダイナミックレンジの広い)画像では、ある点に露出を合わせると明るいところが白飛びしたり、暗いところが黒つぶれしたりします。HDRでは明るいところを暗く、暗いところを明るく調整することで、白飛びや黒つぶれを抑えた画像を生成します。一方、効果を強めると不自然な写真となるため注意が必要です。 記事に戻る

*5 パースペクティブとは、遠近感のことです。広角レンズでは画角が広いため遠近感が大きくなります。 記事に戻る
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