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秋芳洞と秋吉台に行ってきました [スタッフRの「撮影に行こう」]

こんにちは、スタッフRです。
先日、初めて山口県の秋芳洞・秋吉台へ行ってきました。
鍾乳洞の中は当然暗いことが予想されますが、観光地のため三脚*1 やストロボ*2 は難しく、遠出であることも考えると機材はコンパクトに済ませたいところ。
なるべく広角*3 側が欲しかったこともあり、今回は(も?) 標準ズームレンズ*4 の「HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR」を「PENTAX K-3」に取り付けて撮影することにしました。
このレンズは標準ズームレンズとしては一般的な開放F値*5 で、そこまで明るいレンズではありません。
ですが、ある程度照明が当たっている状況であれば、カメラのISO感度*6 設定を高くすることでシャッタースピード*7 を稼ぐことが可能です。
また、現像に「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」を使用することで、高感度で気になるノイズを抑えることができます。

一般的に、ノイズには「輝度ノイズ」と「色ノイズ(偽色)」があります。
「輝度ノイズ」は黒もしくはグレーの粒々としたノイズのこと、「色ノイズ(偽色)」とは赤や青に色が出るノイズのことです。
SILKYPIXのノイズリダクションでは、「ノイズ除去」により「輝度ノイズ」を、「偽色抑制」により「色ノイズ」を抑えることができます。

151113-00-nr.jpg

特に後者の「色ノイズ(偽色)」は、本来はありえない色が生じるため、違和感を覚える人が多いようです。
一方、輝度ノイズを取りすぎると全体がのっぺりとしてしまうため、ノイズリダクションの掛け過ぎは画像のシャープさを損なってしまいます。
また、あえて輝度ノイズを残して「ノイズ感」を出すことで、輪郭のディティールが強調されシャープに見えるという効果もあります。

とはいえ、ノイズリダクションのパラメータをどの程度にすればいいか、よくわからない方も多いのではないかと思います。
SILKYPIXでは、カメラのセンササイズ*8 と写真のISO感度から自動的にノイズリダクションのパラメータを決定する「ダイナミックデフォルト」という機能があります。
このため、読み込んだ状態を基準としてパラメータの調整がしやすくなっています。
今回、鍾乳洞内部で撮影した写真はほとんど感度をISO3200に設定して撮影しています。
SILKYPIXが自動的に決定したノイズリダクションのパラメータから、
・偽色抑制を強め
・ノイズ除去を弱め
と変更することで、自分好みのパラメータとなりました。
この辺りは好みが非常に大きいと思いますので、みなさんも色々とパラメータをいじってみてください。

151113-01-akiyoshi.jpg

まずは、秋芳洞に入る前の一枚。
石に木漏れ日がスポットライトっぽく当たり、いい雰囲気になっていました。
現像時にシェーディング補正*9 を逆方向に掛け 、更に強調しています。
SILKYPIXの「シェーディング補正」機能は、逆に掛けることで写真の周辺光量を減少させる効果を作り出すことができます。
これを絵作りに用いることで、視線誘導によって被写体の強調を行うことができます。

151113-02-akiyoshi.jpg

秋芳洞の入り口までは、杉林が広がっています。
見上げれば、真っ直ぐな杉の木立を眺めることができるでしょう。
…筆者はスギ花粉症持ちのため、春先は近寄らない方がよさそうです。

151113-03-akiyoshi.jpg

いよいよ、秋芳洞の中へ。
この日は秋にしては日差しが暑く、ことさら中の涼しげな空気が強調されていました。
写真はほぼ手持ちか、柵に半固定して撮影しています。
(同じ方法で撮影するのであれば、落とさないようにお気を付けください)

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こちらは、千枚皿と名付けられた畦石池
しみ出た地下水がゆるやかな斜面をつたう場合、このような形状となることがあるそうです。

151113-05-akiyoshi.jpg

日本一のスケールを誇る秋芳洞、さすがに圧巻です。
ちょっとした洞窟探検気分を味わうこともできます。
場所によっては、まるで魔女でも住んでいそうな禍々しさも感じられるかと。

151113-06-akiyoshi.jpg

時間の都合もあり、今回は途中のエレベーターでカルスト台地へ上がりました。
秋吉台は日本最大のカルスト台地。
雄大な眺望を楽しむことができます。

151113-07-akiyoshi.jpg

秋の秋吉台といえば、やはりススキ。
今回は滞在時間が少なかったため、満足に見ることはできませんでした。
また行ったときには、様々な表情を撮ってきたいですね。

今回は、秋芳洞と秋吉台の写真を撮ってきました。
鍾乳洞の中のように暗い被写体は、まずは撮り方を工夫して、ピント*10 がしっかりと合った、手ブレの少ない写真を撮ってみましょう。
そして、後から現像時にひと手間加えることで、見栄えのいい写真にすることができます。

秋吉台は、先日日本ジオパークに認定されたばかりです。
ジオパークとは、自然遺産を含む公園のことで、秋吉台の他にも日本各地にジオパーク認定された場所があります。
もし機会があれば、景色を楽しむだけでなく、博物館を見に行ったり、ガイドツアーに参加してみたりしましょう。
その土地の成り立ちや生態系について考えてみることで、何か新しい発見があると思います。

*1 三脚とは、三本の脚を持つ台のことです。カメラやビデオを使った撮影で、手ブレを防ぐために用いられます。脚を広げた状態では占有面積が大きくなるため、周囲の状況を確認し、マナーを守って使用しましょう。
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*2 ストロボとは、カメラ用の発光装置のことをいい、フラッシュともいいます。暗い場所での光源になるほか、晴天時でも補助光として使用する場合もあります。
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*3 広角とは、画角(写る範囲)が広いことをいいます。35mm判換算で50mm付近の焦点距離を標準といい、これよりも短い焦点距離を広角といいます。
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*4 広角から望遠までの一般的なシーンの撮影に向いたズームレンズを標準ズームレンズといいます。35mm判換算で28-80mm(APS-Cで18-55mm)のものが多いです。
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*5 開放F値とは、レンズの絞りを最大に開けた状態、一番光を取り込める状態のF値です。 (F値は小さいと明るく、大きいと暗くなります)
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*6 ISO感度とは、どの程度弱い光まで記録できるかを表します。感度を高くすると、同じ明るさでも速いシャッタースピードで撮影することができますが、その分ノイズが多くなります。
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*7 シャッタースピードとは、シャッターが開いてから閉じるまでの時間(露光時間)のことをいいます。
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*8 デジタルカメラの撮像素子(センサ)の大きさです。センサが大きい方が画質面で有利ですが、その分カメラ・レンズは大きくなります。
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*9 シェーディングとは、写真の周辺光量落ちのことで、これを補正して写真全体でフラットな状態にすることをシェーディング補正といいます。
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*10 ピントとは、結像点のことをいいます。ピントが合っている部分が鮮明に写るため、メインとなる被写体にピントを合わせるのが写真撮影の基本となります。
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